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こんばんは。書く予定はなかったんですが、どうしても書きたくなったので深夜ですが。
美空ひばりさんの晩年ってすごかったんですね。間質性肺炎に犯されながらも長い間仕事をしていたって…。僕がかなり小さい頃に亡くなられたんですが、歌唱力だけでなくこのようなエピソードも伝説と言われる所以なのだなぁと。

さて、この美空ひばりさんのことを調べている時に知ったのが「美空ひばり塩酸事件」です。
劇場に居たひばりさんが塩酸をかけられ、病院に運ばれた事件なんですが、内容まで書くと長くなるので割愛させていただきます。競馬ファンの僕はこの事件を見て昔にあったある競馬事件の事を思い出しました。
「ダテハクタカ事件」です。
僕は未解決事件の動画や記事を見るのが結構好きで、たまたまアップされていた動画を最近見た際にダテハクタカ事件が取り上げられていたので、ちょうど思い出しました。

ダテハクタカは1959年に啓衆社賞年度代表馬となったウイルデイール(おもな勝ち鞍:皐月賞)の代表産駒の一頭。あのアカネテンリュウと同世代と言われるとピンと来る人もいるはず。このウインデイール、良馬場の中距離では無類の強さを誇る馬だったそうで…ってこれ書き始めるとまた脱線しそうなのでやめときますが。

wikipediaから抜粋いたしますが、
事件前の戦績

1968年11月にデビュー、翌1969年6月に初勝利を挙げた。条件馬でありながら出走した菊花賞において3着と好走し、翌月の阪神大賞典を3分14秒5のコースレコードタイムで優勝した。その後重賞では不振であったが、条件戦を4勝した。

1972年に平地競走から障害競走に転向。重賞の阪神障害ステークス(春)を含む無傷の4連勝を達成し、同年の中山大障害(春)の有力馬となった。


僕的に簡単に申し上げると、長距離強くて事件前はそこそこ活躍してた馬。しかし八大競走クラスには手が届かず、重賞勝ちきれず…って馬です。ダテハクタカの競走成績

1972年6月4日、中山大障害(春)に出走するため中山競馬場のパドックを周回中であったダテハクタカが突如暴れだし、右後脚の蹄鉄が外れるアクシデントが発生した。蹄鉄は打ち替えられたもののダテハクタカは平静さを欠く行動をとり続け、検査の結果右目に異常が認められたため競走除外となった。

獣医の診察により硫酸とみられる化学物質による負傷と判断され、何者かが故意にダテハクタカを負傷させた疑いがあるとして警察が捜査に乗り出した。6月9日には中山競馬場内で濃硫酸が残留した容器が発見され、さらに6月3日に同競馬場内パドックにおいて周回中の厩務員が負傷(火傷)していたことも明らかになり、何者かが競走馬を狙って故意に濃硫酸を浴びせようとした疑いが濃厚となった。しかしダテハクタカが負傷した当時は天候が悪かったために有力な目撃証言が得られず、また濃硫酸が残留した容器から指紋が検出されないなど物証が乏しかったため捜査は難航し、結局犯人は検挙されなかった。

ダテハクタカは負傷から回復しレースに復帰したものの競走成績は振るわず、事件以後勝利を挙げることのないまま競走馬を引退した。


パドックで暴れだしたってことは周回中に硫酸をかけられたんでしょうか?犯人も競馬関係者なのか、ファンによるものなのかもわからずじまい。中山大障害(春)ではダテハクタカの馬券がかなり売れていたそうなので、この事件がレースに与えた結果は多大なものでしょう。
馬というのは生き物ですから、ちょっとした要因で急に走らなくなったりすることがあります。牝馬が急に走らなくなるのは、子供を生むための準備を体が始めたから、とかよく聞きますよね。この事件のブランクのせいで競走能力も失くしてしまったとすれば、本当に残念な事件です。
これは有力馬を脱落させて、馬券の状況を変える・他の馬を勝たすために誰かが故意にやった可能性が高いですよね。

スポーツを嗜まれる方は当然とは思いますが、僕はフェアじゃないのが大嫌いです。競馬はギャンブルとして見る人とスポーツとして見る人がいると思いますが、僕は競馬をブラッドスポーツとしてみています。
相手が強いから、蹴落として勝利を得ようとかそういうのは当然フェアありませんよね。
以前にニコ生のとある方の放送を見ていた際に「ゴールドシップが宝塚記念に出てくると僕の買ってる馬が勝てる確率が減るから出ないで欲しい」という発言を放送主の方がされたのを聞いたことがあります。
日本史や艦これなどにも非常に詳しい方で、僕はその人の放送を結構楽しみに見ているのですが、この発言に関してだけは共感できないと思いました。(その方を嫌いになったわけではないので今でも放送は拝見しております)
運も実力のうちとは言いますが、強い相手を負かさずに勝つ大レースに価値があるでしょうか?グランプリGⅠなら尚更です。ゴールドシップにゲート問題があった時期ですから、出てこないということはゴールドシップ側にとっては悪い出来事が起こったということですからね。
もちろん馬の管理者の方々は生活がかかっているのでそういった考えもあると思いますが、ファンの考え方としては違うと思いましたね。

それとダテハクタカ事件の事を扱う動画のコメントで見かけたんですが、「命があるだけマシだった」という内容も難しいものですね。もちろん命があってよかったとは僕も思いますけど。
この動画はもちろん競馬以外の未解決事件に関しても扱っている動画で、大半の視聴者の人が競馬についてはよく知らないので競走成績が低迷してしまうことがいかに深刻かをあまり理解されてなかったのだと思います。
競馬をよくご存じの方には常識と思いますが、牝馬はたとえ勝てなくても繁殖牝馬としての仕事がある一方、種牡馬というは本当に優れた馬しかなれない狭き門です。種牡馬になれなかった牡馬が乗馬以外でどうなるかは……ご自身で調べてみてください。
何が起こるかわからないというのが競馬の醍醐味である以上、事件がなければダテハクタカがものすごい活躍をしていた可能性もあるわけですし、ロマン派の僕としては悲しいものです。

また動物という喋れない相手に対し、このようなことをするのが大変ひどいことだと思いました。

最近の競馬ファンの方には昔の馬やレースを知らない、という方が僕の周りにも非常に多く、こういった事件なども是非若い方にも知っておいていただきたい…と思い書いてみました。(ダテハクタカ事件は56年前だし知らない人多くて当然なんですが)
昔の競馬場とは管理体制も大きく違い、JRAも問題や事故等が起こらないように非常に努力していると思うので大丈夫とは思いますが、このような事件が二度と起こって欲しくないと思いますね。

暗い話題はこのブログには不似合いですね。次は面白い話題か明るめのネタで攻めたいですね。
いつも画像多めに挟むんですが、文字だけで見にくいw

それではまた。
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こんばんは。久しぶりに競馬のお話。
オルフェーヴル(4歳)が有馬記念を回避、そして現役続行することを表明。
JCではジェンティルドンナにきわどい負け方をしてしまい、今後はさらに結果を要求されそうです。

日本競馬史上、クラシック三冠馬は7頭居るのですが、実は5歳以降も現役続行した三冠馬は皆あまりいい結果が出ていません。(年齢は現表記統一)

セントライト12戦9勝 3歳引退
1941年に三冠達成。戦績は素晴らしいのですが、時代が時代だけに評価されず。
三冠達成した年に引退。

シンザンシンザン19戦15勝 4歳引退
戦後初の三冠馬。1964年に三冠達成。シンザンの登場以降、ミスターシービーが登場するまで19年間三冠馬が現れず「シンザンを越えろ!」というキャッチフレーズが生まれたほど。
しかもこの4敗は全て2着の連対率100%。重賞で負けたのは菊花賞前に夏負けの影響で、京都杯(もう無くなりましたが、菊トライアルの京都新聞杯と同じ)でバリモスニセイに敗れたのみ。このバリモスニセイもなかなかすごい馬なんですが、その話は置いておきます。
この頃は調教の設備等も十分ではなく、レースを調教代わりに使う厩舎が多かったのでこの4敗も悲観するほどのものではないと思います。
引退の有馬記念の大外コーナリングは必見。
種牡馬になってからも二冠馬ミホシンザンや、菊花賞馬ミナガワマンナ等を輩出するなど日本競馬会に多大な功績を残しました。

ミスターシービーミスターシービー15戦8勝 5歳引退
1983年に三冠達成。父はあのテンポイントと死闘を繰り広げたことで有名なトウショウボーイ。
スタートが苦手で、追い込み戦法でインパクトのある勝ち方をしたのでかなり人気があった三冠馬です。
「淀の坂はゆっくり下るのが鉄則」と言われていた京都競馬場の下り坂を加速しながらゴボウ抜きし、勝利をもぎ取った菊花賞は必見です。
また三冠馬世代は比較的他の馬がパッとしなかったりするんですが、この世代はカツラギエース、ニホンピロウイナー、スズカコバン、ギャロップダイナ、リードホーユー等GⅠ級レースを勝ったホースがたくさんおり、層が厚いことでも有名です。
4歳の春は不調により全休、毎日王冠で復帰しカツラギエースの2着。その後の天皇賞(秋)に勝利し、三冠馬では唯一の2000m天皇賞を勝った馬になってます。
この年はその後JC、有馬記念と出場しましたが敗北。その後5歳も現役続行しましたが、一つ下の三冠馬・皇帝シンボリルドルフが無類の強さを見せつけ、天皇賞(春)では一応の見せ場は最終コーナーで見せたものの、結局このレースを最後に引退。天皇賞(秋)が最後の勝利になってしまいました。
種牡馬としてはヤマニングローバルがいいところまで行きましたが、ケガにより不振に。高く設定された種付け料も災いしたと思います。
そんなこんなで僕も好きな三冠馬だったりします。

シンボリルドルフシンボリルドルフ16戦13勝 5歳引退
1984年に三冠達成。2年連続で三冠馬が誕生するなんてことは、今後もう無いかもしれませんね。
岡部幸雄とのコンビで三冠を無敗で達成し、あまりにもパーフェクトなレーススタイルで「皇帝」と呼ばれた。
初の敗北は三冠から中一週で強行(当時は菊とJCの間隔が狭かった)で出たJCで体調不良で下痢を報道されながらのカツラギエースの3着。ちなみに陣営は菊は勝ち間違いなしとのことで、菊に出ずにJCで海外馬と戦うってのも考えていたそうですが、やはり三冠は取りに行ったようです。
その後の有馬記念ではきっちりカツラギエースを降し、レコード圧勝。次の年は天皇賞(秋)でギャロップダイナにまさかの敗北を喫するも、JCは圧勝。そして有馬で二冠馬ミホシンザンを完膚なきまでに叩き海外へ遠征。
しかしこの海外で6着と敗れ、レースが原因で故障。そのまま帰国し引退しました。
種牡馬としてもあの二冠馬、トウカイテイオーを初年度産駒からいきなり輩出するなど活躍しました。
今も尚、日本競馬史上最強馬に挙げるファンも少なくない馬です。

ナリタブライアンナリタブライアン21戦12勝 5歳引退
シャドーロールがシンボルの平成の三冠馬。1994年に三冠達成。兄はGⅠ馬ビワハヤヒデ。
皐月賞、ダービー、菊花賞と勝利するたびに着差が広がっていき、あまりの強さに「シャドーロールの怪物」と呼ばれました。年末の有馬記念では女傑ヒシアマゾンにも圧勝し、その年はもはや敵無し。
4歳初戦の阪神大賞典も圧勝しますが、ここで関節炎を発症し天皇賞(春)は回避。この辺りから暗雲が漂い始ます。
その年の天皇賞(秋)で復帰しますが、結果は12着。その後もJC6着、有馬記念4着。
5歳初戦の阪神大賞典では、マヤノトップガンとの伝説のマッチレースを制し、一年ぶりに勝利を上げる。
これで復調が期待された天皇賞(春)では再び一番人気に支持されるも、遅れてきたスーパーホース・サクラローレルに差しきられ2着に終わりました。
その後は高松宮杯に出るなど、三冠馬としては異例のローテーションで物議を醸しましたが、一ヶ月後に再び故障し引退しました。
大川慶次郎氏が高松宮杯の後「後が無事だといいなぁ。ここで馬を無理させたことによって、故障したりすることがあるんですよ」と言ってたんですが、皮肉にもそれがピッタリ当たってしまう結果となりました。
引退後は種牡馬になりましたが、わずか3年で胃破裂により死亡。ブライアンの後継となるすごい馬は現れませんでした。
ケガによって運命を狂わされたってのが一般的ですが、もしケガが無くてもマヤノトップガン、サクラローレルはかなりの実力の持ち主で毎回勝利ってわけにはいかなかったんじゃないでしょうか。逆に言うと絶好調のこの3頭の戦いが僕は見たかったです。

ディープインパクト14戦12勝 4歳引退
武豊に三冠をプレゼントした。2005年に三冠達成。
ルドルフと同じく無敗で三冠達成するも、3歳の有馬記念はハーツクライに敗れ連勝ストップ。
4歳時は天皇賞(春)、宝塚と勝利し凱旋門賞に挑戦。レース後の薬物使用が問題になり、マスコミに騒がれた。とにかく国内では敵無しって感じで、ぶっちゃけ書く事が…。
ちなみにハーツクライは有馬の後、海外遠征しドバイシーマCに勝利。KGVI&QEDSではハリケーンラン、エレクトロキューショニストとの死闘(文字通り死のレース。このレース後にハリケーンランは不調、ハーツクライはノド鳴り、エレクトロキューショニストはなんと死亡)を繰り広げ惜しくも3着に敗れました。
あ、ディープの説明全然してねえや…。

オルフェーヴル17戦9勝(現役)
2011年に三冠達成。全兄はグランプリホース、ドリームジャーニー。ジャーニーの鞍上も池添謙一。
シンザン記念までは気性の問題もあり、勝てないレースが続いたがスプリングSの勝利以降は連勝街道。
最初はサダムパテックの方が評価を得ていたのですが、皐月賞でサダムパテックを降し、雨のダービー、菊花賞と最後の二冠も圧勝し三冠馬に。年末の有馬記念もスローペースで後方と不利な位置から追い込みを決め、4冠を達成。
しかし4歳初戦の阪神大賞典で謎の大暴走をし、よく追い込むも2着。気性を改善しようとし、メンコをつけて挑んだ天皇賞(春)では謎の大敗北をし11着。
宝塚記念は不調と言われながら勝利し、三冠馬の力を見せ付けました。
凱旋門賞は後少しというところで、ゴール前でソレミアに交されまたも日本馬勝利はかなわず。
その後のJCでも直線で内に行きたがるという悪癖を見せつけ、ジェンティルドンナに敗北。後は記事の最初に書いたとおりです。



そんな感じで5歳以降も現役を続けて、いい競走成績を残した三冠馬ってほんといないんです。
来年の凱旋門賞にオルフェーヴルが挑戦するかはわかりませんが、ブライアン・ルドルフのようにケガをする可能性もありますし、年齢的な衰えが来る可能性もあります。
ファンとしては三冠馬が長く現役で居てくれるのは嬉しいことですが、種牡馬として稼いでくれたほうが馬主側としてはメリットが大きいはずなので、この現役続行はリスクが高いと僕は思っています。

とにかく今後の動向に注目していきたいです。それではまた。

こんにちは。
最近暑い日が少しづつ増えてきましたね。
競走馬はダービーを終えた馬、ダービーに出られなかった馬、それぞれが休養に入り秋に備えたり、夏競馬で賞金を稼いだり各々の道を歩みます。
この時期にある一頭の競走馬の事を思い出したので記事を書くことにしました。
悲運の二冠馬、タニノムーティエという馬です。


「タニノ」という冠名を耳にしたことがある方はお察しの通り、カントリー牧場…最近ではウオッカやタニノギムレット、古くはタケシバオーを皐月賞で降したマーチス、同じくダービーでタケシバオーに勝利したタニノハローモア、タニノムーティエの弟であるタニノチカラ等を生産した牧場の馬です。昔はスパルタ調教で有名なオーナー(後述)でした。
タニノチカラも1992年の名馬物語の当時、あの杉本清が「今まで見てきた馬で一番強かった」と称すほどのサラブレッドで、有馬記念ではあのハイセイコーに5馬身差、春の京都記念では63kg(!)という今では有り得ないハンデを背負いながら、2着馬に2秒差の大差勝ちをするというわけのわからんチートで有名な馬で兄弟揃ってものすごい馬でした。というか母のタニノチエリすげー

年齢表記は全て現表記で記載しますね。
まず7月に函館でデビューし、2歳時だけで9戦消化。この時点で競馬をある程度齧ってる人ならおかしいことに気付くでしょうwwww 月2回ペースで出走してますねw
成績は9戦7勝2着1回、やっぱおかしいですねw 2回の負けは3戦目の函館3歳Sでタニノソブリンの2着と、紅葉杯で4着に敗れています。
注目したいのはこれは2歳のレースで全て1600m以下の距離ということですね。
タニノムーティエ本人の血統構成はステイヤー寄りで、弟のタニノチカラも長距離得意だった事を考えると素質の高さが伺えると思います。(弟のチカラもマイラーズCでキタノカチドキの3着(その後ケガでチカラは引退)したことを考えるとなかなか)
次の3歳時はきさらぎ賞から始動し勝利。ここから関東へ東上します。
初の東上戦、弥生賞(ダート)でも圧勝しスプリングSに挑戦することに。ダートでも圧勝してるのも評価高いですね。きさらぎ→弥生→スプリング…やっぱローテが色々おかしいw
ここで生涯のライバルと出会うことになります。
アローエクスプレスです。アローは6戦無敗で当時関東の注目株でした。
このスプリングSはムーティエのものすごい追い込みで勝利。
次の本番皐月賞、さすがにアローも負けてられない!と意気込む。しかし道中不利があり、ムーティエに追い込まれゴール寸前で交わされてしまう。まず一冠。しかし後のムーティエの活躍を見るとここの勝利は妥当に思えますけどね。
この後、ダービーに直行すればいいものをNHK杯に挑戦w(ただこのローテは昔の馬ならやってた馬も結構居ました)
しかしこのNHK杯でなんと、関東のレースに慣れていない鞍上の安田伊佐夫が右回り用のゴール板と間違えるというミスをやらかし、アローに敗北を喫してしまいます。
前戦の勝利の影響と、関東の人気もあり一番人気はアローエクスプレス。本番ダービーは負けられない!と意気込み挑戦。そして、ダテテンリュウとの叩き合いを制し二冠馬に!
ここまで15戦12勝。ダービー馬の最多勝記録を樹立。今後破られることはもう無いでしょうw
アローエクスプレスは距離の壁に阻まれ、5着。今みたいに短距離路線が整備されてる次代に生まれればもっと活躍できたと思います。というかスプリンター、マイラーでダービー5着はすげぇよ…。サクラシンゲキ(4着、優勝オペックホース)もそうだったけど。僕は評価しますよ。
ここまでの強さを見せれば、三冠確実。誰もが期待を寄せたでしょう。

しかし悲運の二冠馬…このダービー後の放牧休養で全てが狂ってしまった。
放牧地で、当時の競走馬としては致命的な喘鳴症(喉なり)を発症してしまったのです。
今は技術が進歩しており手術すれば完治する場合もあり、ダイワメジャーは喉なりを克服してGⅠを勝ちました。
しかし当時の技術では手の施しようが無かったのです…。
原因は牧場に撒かれた石灰か、この年は雨の多い冷夏でこの雨による高湿で喉を痛めたせいとか言われています。

秋初戦は朝日チャレンジカップから復帰しましたが、そこには変わり果てたタニノムーティエの姿が…。
あんなに強かったムーティエが見せ場無く、8頭中8着の惨敗…。次の京都杯も6着と敗退…。
喉なりでダメなのは関係者もわかっていたのでしょうが、可能性は捨てきれなかったのでしょう。
菊花賞にも出走することになりました。この菊花賞の最終コーナーでタニノムーティエが一気に上がってきて、大歓声が起こるんですよね。このシーンは何度見ても熱い!競馬を知らない人にも是非見ていただきたいシーンの一つです。
当時の競馬ファンも一瞬、「あのタニノムーティエが戻ってきた!」と思ったに違いありません。
しかし結果は11着…。さすがのスパルタの申し子も病魔には勝てなかったということです…。
この菊花賞を勝ったのはダービーで降したはずのダテテンリュウ…。
こういった背景からも僕はミホノブルボンと並んで(ブルボンは生まれた世代が悪かった)、順調に行けば三冠確実だった二冠馬…と思ってます。エアシャカール?そんな馬も居ましたね。
これだけの成績、パフォーマンスを見せているのですから古馬戦線も多いに沸かせてくれたのでは?と本当に悔やまれます。

結局、この菊花賞を最後に引退…。遂にあの末脚を見ることはありませんでした。
ライバルであったアローエクスプレスも菊花賞9着、有馬記念4着(優勝スピードシンボリ、ダテテンリュウ3着)の後、脚部不安で半年以上休養し、9月にスプリンターズSで復帰。1番人気になるも得意距離でも4着に敗北してしまい引退しました。

しかし種牡馬入りしたアローエクスプレスは大成功を収め、牝馬二冠のテイタニヤ、オークス馬のノアノハコブネ等を排出し、評価を一気に高めました。
それとは裏腹にタニノムーティエは目立った産駒を排出することはできず寂しい余生を送りました。

ダービーが終わった時期だったので、思い出して書いてみたのですが如何だったでしょうか。実力があってもこういう運の無い馬も居る…という悲しいお話でした。
僕のヘタクソな文章で読みにくかったとは思いますが、少しでも競馬に興味を持っていただける方がいらっしゃいましたら幸いです。それでは。

以前youtubeにあったタニノムーティエの名馬物語に菊花賞の最終コーナーが収録されていたのですが、削除されているようですので、杉本さんのコメント動画を代わりに貼っておきますね。


あと、本題とは全く無関係なのですが、うちの母親がZガンダムのDVDをレンタルして急に見始めましたww
さすがに年齢のせいもあって(ぉぃ)、キャラの顔やMSの種類を覚えるのに一苦労しているようです。
ファーストと違って連邦軍やジオンではっきり制服が分かれてるって感じでもなく(ティターンズだけ黒統一ですが)、話もガンダムシリーズの中では難しいほうですからね。
これ終盤にハマーンのアクシズが出てくるともっと勢力関係がややこしくなるんですが、この人ついていけるのかちょっと心配ですw
とにかくどの辺りまで見続けられるか、暖かい目で見守ろうと思います。

こんにちは。
例大祭が近いのでサークルチェックとかしてます。さすがに結構参加回数が増えてくると、好きな絵師さん、好きなキャラに極端に買う本が片寄ってきますが。
あと前日に参加する銀符律の全国大会のデッキも調整中です。
しかしこの大会、本戦のランキング戦よりおまけのはずのバトルラッシュの方が景品が豪華という不具合。
本戦のほうは優勝すれば非常に豪華なのですが、いくらなんでも100人近い参加者が居る大会で一位になれるはずがなく。
ワンチャン勝ってもドロップしてバトラに行く可能性もあります。
使用デッキなんですが、月単か花t雪のどちらかで迷っているのですが、結局花t雪になるかも。
月単は強いんですが、なんか僕のやりたいことと違うというか。それに東京で2位、大阪で1位になってるデッキ使って入賞しても仕方ないですからね。そもそも篭ってバーンってのがビート否定してて好きになれない。

・NHKマイルカップ
カレンブラックヒルが勝利。ダイワメジャー産駒。無敗からのG1勝利で2着アルフレード(昨年朝日杯勝ち馬)を降している辺りかなり期待できます。次はどこに出るのでしょうね。楽しみ。

・ヴィクトリアマイル
ホエールキャプチャが勝利。この馬、レーヴディソールに負け続けていた頃からずっと応援していた馬なのです!
しかしホエールキャプチャを強いと思ったのは昨年のエリザベス女王杯からですね。先行してフラフラになりながらもものすごい粘りで4着に入ったので、この馬ならやってくれると思ってました。
しかしエリ女の2200では距離不適感が否めず。陣営も距離は短い方が良いと思ってるらしく、秋は天皇賞(秋)かマイルCSに出走するようです。混合G1は一気に相手が強化されますので頑張って欲しいところです。

・京王杯スプリングカップ
サダムパテックが勝利。応援していた馬その2。
この馬も経緯は似てまして、皐月賞とかの時はそんなに強いと思っていませんでした。
菊花賞(現地観戦でした)で父:フジキセキという血統で先行しても5着をしっかり確保という自力から短距離なら絶対勝ってくれるという確信がありました。
しかし菊以降、鳴尾記念では同世代の最強の玉無し(w)レッドデイヴィスに敗れ(3着)、得意と思われたマイル戦の金杯でもマイネルラクリマに敗れ(5着)、東京新聞杯で13着と惨敗してしまい、さすがの僕も「もうピークは終わってしまったのか・・・」なんかも思ったりしてました。
しかし今回の圧勝ならG1でも通用すると思います。短距離G1での強さはキンシャサノキセキが証明してますしね。
安田記念はこの馬とシルポートを応援したいですね。

・オークス
ジェンティルドンナが二冠を取りました。しかも5馬身差で、一頭だけ上がり34秒台を出すという圧巻の内容。
問題は明らかに短距離馬のアイムユアーズが4着に来てることですね。
これは世代全体のレベルが(少なくとも1、2着とアイムユアーズ以外の馬)低いか、アイムユアーズが規格外の力を秘めているかもしれないと言えると思います。
とにかく混合戦や古馬戦にこの馬達が出ればはっきりすることです。(2000年CLのエアシャカールやアグネスフライトみたいなね)

・かしわ記念
地方ダート路線。エスポワールシチーが復活して勝利!
この馬も色々言われてましたが、このメンツ相手に圧勝できたのですから完全復活と言って差し支えないでしょう。
トランセンドやスマートファルコンが海外遠征して振るわなかったので、ダート路線は益々混戦模様となってまいりました。中央でこの2頭相手に勝って欲しいものです。

今後控えてる秋の大レースは、ダービー、安田記念、宝塚記念、帝王賞など。
今年の宝塚記念はものすごいメンバーになりそうなので現地で見たいほどです。ここしばらく不調だった馬が復活して勝利するパターンが多いため、思わぬ伏兵が出てくるかも!?
そんな感じで春のG1はワクワクですよ。

・アニメ
さんかれあをちょこっと見ました。某氏からはブヒブヒアニメって聞いてたんですがなんかちょっとグロテスク…?
最初の方はそうでもないんですかね。
原作もアニメもそれほど絵は好きじゃないので継続するかは不明です。
正直なところ、自分はキャラ厨でストーリーとかより絵とか好きなキャラが居るかどうかで決めちゃう部分が多いのですよね。最近の例をあげると、ISもシャルが居なければ全部見てなかっただろうし。
友人のオススメっぽい氷菓を見てみようかな。

・動画とか
最近マイリスした動画とか
早苗といっしょにトレーニング【声優さん付き】 すわわっ!
ブリ(゚∀゚)ハマチシリーズ パッチェさんのがかわゆかったです。ブロリーのは笑いましたw
装甲騎兵ボトムズOP 炎のさだめ 喜多村英梨ver.(full) キリコ・QB
東方 夢想夏郷 第二話(先行版 demo) 例大祭で試作版みたいなの出るんでしたっけ?ってことなので。作画クオリティの向上が凄まじい。
【TASさんの休日】ロックマンX2 良い子はカタツムリをいぢめたりしないように。
みらパのてんこが可愛過ぎる件1 てんこあいしてる
板尾創路の迷場面集 この人、本当に面白いw
某Jさんに「好きな芸人は?」って聞かれて、
僕「板尾創路さんですね」
Jさん「だ、誰ですかそれ」
僕「130Rの。ほんこんさんの相方ですよ。ご存知無いですか?」
Jさん「ほんこんさんに相方なんて居たんっすか…」
僕「(T_T)」
ってなことがありました。笑いのツボが合うというか、じわじわ来てバーッと笑かされちゃうんですよねw
大晦日のガキの使いも板尾の嫁が大好きだったんですが、最近登場しなくて…残念です。

あと競馬の話に戻っちゃうんですが、この動画。


ずっと前から見たいなーと思ってたんですが、うpされなくて…と思ったら11月にうpされてたんですね。
非公開になってたのかなしばらく。
ゴールデンフェザントというアメリカの馬がロングスパートして勝ったレースで、もちろんものすごい馬(というかこの頃のJCの外国馬は強過ぎ)なんですが、このレースの注目はもう一つ。
あのメジロマックイーンが瞬発力勝負に弱いという弱点を露呈した初のレースでもあります。この次には有馬記念であのダイユウサクにも敗れてしまいます。
直線最初の部分でマックイーンが前に進出しかけるのですが、他の馬に一気に振り切られ置いていかれ、そこから脚色は鈍らないものの4着を確保するのが精一杯…。
マックイーンは僕も好きな馬で、雨(発表は良馬場ですが)の大阪杯レコードや京都大賞典のレコード(当時のレコードを1.9秒(!)短縮)、宝塚記念にも勝利するなど一介のステイヤーではない確かな名馬なのですが、どんな強い馬にも必ず弱点はあるといういい例だと思います。
他にはシンボリルドルフの天皇賞(秋)や、ディープインパクトの有馬記念なども有名なレースと思いますが、その話はまた今度。

今日はそんな感じで。ではまた!

東映特撮ニコニコおふぃしゃるで、カクレンジャーと機動刑事ジバンが配信されていますね。
カクレンジャーは懐かしいなと思いつつ。ジバンは一話から結構、追い詰められててハラハラする内容でした。
敵のドクター・ギバという首領がいるんですが、お前、重戦機エルガイムのアマンダラ・カマンダラだろ!本人乙!!

4月1日は産経大阪杯です。
トーセンジョーダン、アーネストリー、ローズキングダム、ナカヤマナイト等が出走予定。
天皇賞(春)、安田記念、宝塚記念を目標にする馬がステップレースとして使うことが多いので、様々な距離を得意とする馬が顔を揃えるレースでもあります。
歴代優勝馬も錚々たるメンバーで、GⅡとしては秋の毎日王冠と並んでハイレベルなレースとして有名。
昨年の天皇賞(春)のワンツーも大阪杯の1着、3着でしたからね。

メンバーの中で一番有力なのはやはりトーセンジョーダンでしょうか。毎回掲示板に来ており、かなり安定感のある馬です。
ローズキングダムとアーネストリーは全盛期の頃なら、トーセンジョーダンを真っ向から負かすことのできる馬だと思うのですが、去年の秋は凡走を繰り返してますからね。逆に言うと今回が勝負どころかもしれません。

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